夏場を乗り切る!少年野球の熱中症対策
近年、夏場の試合や練習で体調を崩す子どもが増えています。
しかし、暑さが理由で試合が中止になることは少ないため、できる限りの対策が必要です。
そこで今回は、夏を乗り切る野球の熱中症対策を紹介します。
夏場を乗り切る少年野球の熱中症対策
スパイクを黒から白に変える
黒いスパイクで活動すると多くの紫外線を吸収し、靴が高温になりやすいです。
とくに夏場の黒スパイクは、白スパイクに比べて表面温度が20度前後高くなり、内部温度は10度前後高くなります。
ちなみに甲子園でも2020年以降、暑さ対策として白スパイクが推奨されています。
扇風機を活用する
風がない日は、とくに熱中症リスクが高くなります。
屋外でコンセントが確保できる場合、業務用扇風機の設置するとよいでしょう。
さらに水道が確保できるなら、扇風機専用のミストを装着するのもおすすめです。
細かなミストが放出されるので、電気代も1時間で1~2円です。
コンセントがない場所では、充電式のコードレス扇風機が重宝します。
業務用と比較するとコンパクトで持ち運びしやすいです。
メーカーによっては、同じ電圧の電化製品が共有バッテリーなので、付け替えできて便利です。
通気性の高いトレーニングアイテムを選ぶ
通気性のよいアンダーシャツやパンツは、熱中症対策に有効です。
着心地はパフォーマンスつながるため、機能性を追求した接触冷感タイプや吸湿速乾性素材のアイテムを着用しましょう。
冷却グッズを活用する
猛暑では、氷嚢やネッククーラが必須です。
攻撃でベンチにいる間、首の後ろを冷やすとクールダウンできます。
溶けると効果がなくなるため、チームや個人のクーラーボックスで保管する必要があります。
塩分を補給する
汗をかくと血液中のナトリウム濃度が低下し、脱水症状を引き起こします。
夏場は、水や麦茶だけでなく、スポーツドリンクや塩タブレットで塩分を補給しましょう。
睡眠環境を整える
睡眠不足になると体温調節がうまくできなくなり、熱中症リスクがあがります。
また免疫も低下しやすくなるため、エアコンや吸水性のある寝具で睡眠環境を整えましょう。
まとめ
夏場を乗り切る熱中症対策は、
・スパイクを黒から白に変える
・扇風機を活用する
・通気性の高いトレーニングアイテムを選ぶ
・冷却グッズを活用する
・塩分を補給する
・睡眠環境を整える
です。
保護者の方も対策を忘れずに、野球を楽しんでください。