最初に教えてほしかった!野球のルールと知識ゼロからスコアを覚える手順

・ルールを知らないから、スコアが書けるか不安
・知識ゼロからスコアを覚える最短の手順を知りたい

子どもが野球チームに入ると、スコアを書く機会がでてくるかもしれません。
わたしももとは全く知識がなかったので、とても不安になったことを覚えています。
そこで今回は、「ルールを知らない」「野球の知識ゼロ」からスコアを覚えるための手順をご紹介します。
野球のルールと知識ゼロからスコアを覚える手順
1.守備位置と番号を覚える

スコアでは「どこの塁で誰がなにをしたか」の誰を番号で記録します。
よってスコアを書くうえで、まず番号を覚えることが必要です
1.ピッチャー
2.キャッチャー
3.ファースト
4.セカンド
5.サード
6.ショート
7.レフト
8.センター
9.ライト
2.最低限のルールを覚える
続いて、基本的なルールから覚えましょう。
もし野球のルール本を読む場合、すべてを覚えようとしても「理解できない」「専門用語が分からない」という壁にぶつかります。

野球のルールは細かいので、はじめから全て覚える必要はありません。
細かなルールはおいおい覚えいけば良いので、まずは、最低限のことだけ覚えましょう。
【スコアの勉強する前に知っておきたい試合のルール】
・野球は攻撃と守備を交互にするスポーツ
・先に攻撃する方➡先攻(表)、後に攻撃する方➡後攻(裏)
・9人制(バッターは打つ順番が決まっていて、打順と言う)
・攻撃(バットで打つ)の間、相手チームは守備につく(9人の守備位置は決まっていてスコアでは、1~9の番号で表す)
・ボールカウントは3種類(ストライク・ボール・ファウル)
・ストライク3つごとにアウトが増える(スリーアウトまで)
・守備側がスリーアウトを取ると先攻と後攻がチェンジ
・塁(ベース)に出ている人のことをランナーと呼ぶ
・アウトには2つの方法がある
(フォースアウト:ランナーの後ろの塁に人が詰まっている状態で成立する。守備側がボールを持って相手チームのランナーより先にベースを踏んでアウトにすること)
(タッチアウト:ランナーの後ろの塁に人が詰まっていない状態では、守備側がボールを持ったグローブで相手チームのランナーにタッチしてアウトにする必要がある)
・フライ(打ったボールが地面につかず上がること)をノーバウンドで守備がキャッチしたら、バッターはアウトになる
・バッターがフライを打った場合、バッター以外のランナーは守備がキャッチした後にベースから走れる(タッチアップと言う)
\超初心者向けのルール本/
3.野球スコアの目的を知る


スコアを見ると、どんな理由で進塁したのか、試合状況が詳しく分かります。
また、自チームや相手チームを分析するのにも使いますよ。
\用紙を取り外しできるから便利/
4.チームのスコアを見せてもらう
チームのスコアラーに許可をもらい、スコアを見せてもらいましょう。
スコア記号は、チームによって違うことがあるため、覚える前に確認しておくと安心です。
可能であれば、写メを撮らせてもらいましょう。
5.全国高校野球の録画・子ども(少年野球)の試合の録画で練習
スコアの左にあるマスにボールカウントを記録する
スコア初心者の方は、全国高校野球の録画を見ながらボールカウントを記録する練習から始めるのがおすすめです。

ファウルの記号には、✓もありますが、書くスペースが狭いので━がおすすめです。

録画は、一時停止しながらスコアを書くことができます。
全国高校野球は、少年野球に比べてエラーが少ないのでスコア初心者向きです。
6.リアルタイムで(子どもの試合)書いてみる
スコア記録をスキルアップする近道は、とにかく実践です。
全国高校野球の録画でなんとなくスコアの書き方をつかんだら、次は少年野球の実践を見ながらスコアを書いてみてください。
最初から完璧には書けないので、とりあえず分かるところから書いてみましょう。

少年野球の実践を書いていると「なぜエラーなんだろう?」「いまのルールはなに?」という疑問がたくさん生まれるので、その日のうちに調べたりきいたりして解決するとルールとスコアの書き方を同時に覚えられます。
\少年野球で起こりがちなプレイを網羅/
7.スコアに詳しい保護者の隣で書かせてもらう
子どもの試合中、ベンチ外でスコアを書いているベテラン保護者がいたら、隣で書かせてもらうのもおすすめです。
どのように書いているのかを観察しながら、同じように書いてみましょう。
リアルタイムの試合は、録画のように停止できないため、はじめは焦ってしまうかもしれません
でも、実践を重ねるごとにイレギュラーなことにも対応できるようになります。

まとめ
1.守備位置と番号を覚える
2.最低限のルールを覚える
3.野球スコアの目的を知る
4.チームのスコアを見せてもらう
5.全国高校野球の録画・子ども(少年野球)の試合の録画で練習
6.リアルタイムで(子どもの試合)書いてみる
7.スコアに詳しい保護者の隣で書かせてもらう

1回書くごとに学びがあるため、とにかく書くことが最短の方法です。
特に少年野球では、わけのわからないイレギュラーがよく起こるので、実践を繰り返すとかなり勉強になります。
スコアが書けるようになると試合観戦がもっと楽しくなりますよ。
まずは、最低限のルールを覚えて、高校野球の録画を見ながら書いてみてください。
書き方や流れが理解できたら、リアルタイムの実践で書いてみてください。