少年野球の保護者がアナウンスをする場合のセリフとタイミング
少年野球の大会では、保護者がアナウンスをする場合があります。
なんとなく耳にしたことがあっても、いざ自分でアナウンスするとなると焦ってしまうでしょう。
そこで今回は、少年野球アナウンスのセリフと流れをご説明します。
(自分チームと相手チームの保護者が一緒にアナウンスするケースを想定してセリフ分けしています)
➀試合開始の10分前にスターティングメンバ―ならびに審判員を紹介
試合まで時間がある場合、スターティングメンバ―を紹介します。
お待たせいたしました。
(大会名)第 試合 対 (チーム名)の試合に先立ちまして、両チームのスターティングメンバーを紹介します。
先攻 塁側、 (チーム名)
(打順を紹介)
1番 (守備位置) くん,背番号 。
2番 (守備位置) くん,背番号 。
3番 (守備位置) くん,背番号 。
4番 (守備位置) くん,背番号 。
5番 (守備位置) くん,背番号 。
6番 (守備位置) くん,背番号 。
7番 (守備位置) くん,背番号 。
8番 (守備位置) くん,背番号 。
9番 (守備位置) くん,背番号 。
続きまして、
後攻 塁側 (チーム名)
(打順を紹介)
1番 (守備位置) くん,背番号 。
2番 (守備位置) くん,背番号 。
3番 (守備位置) くん,背番号 。
4番 (守備位置) くん,背番号 。
5番 (守備位置) くん,背番号 。
6番 (守備位置) くん,背番号 。
7番 (守備位置) くん,背番号 。
8番 (守備位置) くん,背番号 。
9番 (守備位置) くん,背番号 。
この試合の審判は、球審 ,1塁 ,2塁 ,3塁 ,
以上四氏で行います。
試合開始まで今しばらく、お待ちください。
ちなみに男の子はくん、女の子はさんで呼びます。
②試合開始の整列を終えて両チームが散らばるタイミングで試合開始を伝える
お待たせいたしました。
第 試合 対 の試合、まもなく開始でございます。
試合開始のアナウンスは、後攻のチームが言うとスムーズです(そのまま守備位置の紹介が必要なため)
③ピッチャーが守備位置に立ったタイミングですぐにシート(守備位置)を紹介
先攻と後攻の場合に分けて、セリフを説明していきます。
自分のチームが後攻の場合・・・
自チームのピッチャーが守備位置に立ったタイミングですぐにシート(守備位置)を紹介します。
1回の表を守ります (チーム名)のシートの紹介を致します。
・ピッチャー くん,背番号 。
・キャッチャー くん,背番号 。
・ファースト くん,背番号 。
・セカンド くん,背番号 。
・サード くん,背番号 。
・ショート くん,背番号 。
・レフト くん,背番号 。
・センター くん,背番号 。
・ライト くん,背番号 。
(名字のみでOK。同姓がいる場合はフルネーム)
(2巡目以降の打席からは、背番号は省略)
注:(守備の紹介は1回のみです。2回表からは必要ありません)
守備位置の紹介が終わったら、続いて相手チームがバッターを紹介します。
注:(投球練習が終わり、キャッチャーが2塁へ送球すると同時にバッターを紹介。1番、2番、3番、、、と子どもがバッターボックスに向かうたびに紹介)
回の表、 (チーム名)の攻撃は、(←その回の1人目打者のみ)
1番(打順) (守備位置) くん,背番号 。
2番(打順) (守備位置) くん,背番号 。
3番(打順) (守備位置) くん,背番号 。
4番~~
5番~~
(もし攻撃の紹介が遅れた場合は、「ただ今の打者は くんです」)
バッターの攻撃が終わったら、そのまま得点を報告をします。
ただ今の得点は、 点でした(得点が入った場合)。
ただ今の得点は、ありませんでした(得点がなかった場合)。
自分チームが先攻の場合・・・
1回の裏を守ります (チーム名)のシートの紹介を致します。
・ピッチャー くん,背番号 。
・キャッチャー くん,背番号 。
・ファースト くん,背番号 。
・セカンド くん,背番号 。
・サード くん,背番号 。
・ショート くん,背番号 。
・レフト くん,背番号 。
・センター くん,背番号 。
・ライト くん,背番号 。
(名字のみでOK。同姓がいる場合はフルネーム)
(2巡目以降の打席からは、背番号は省略)
注:(守備の紹介は1回のみ。2回裏からは必要ありません)
投球練習が終わり、キャッチャーが2塁へ送球すると同時に、自分チームのバッター1人目を紹介します。
注:(投球練習が終わり、キャッチャーが2塁へ送球すると同時にバッターを紹介。1番、2番、3番、、、と子どもがバッターボックスに向かうたびに紹介)
回の表、 (チーム名)の攻撃は、(←その回の1人目打者のみ)
1番(打順) (守備位置) くん、背番号 。
2番(打順) (守備位置) くん、背番号 。
3番(打順) (守備位置) くん、背番号 。
4番~~
5番~~
(もし攻撃の紹介が遅れた場合は、「ただ今の打者は くんです」)
続いて、バッターの攻撃が終わったら、得点を報告します。
ただ今の得点は、 点でした(得点が入った場合)。
ただ今の得点は、ありませんでした(得点がなかった場合)。
➃整列して散らばるタイミングで試合の結果を報告
基本勝ったチームが放送するケースが多いですが、状況に応じて対応しましょう。
ご覧いただきました通り、 対 (チーム名)の試合は、 対 (点数)で (チーム名)が勝ちました。
両チームに健闘をたたえ、拍手をお願いします。
試合結果は、得点が高い方を先に言います。
例:5対3で (チーム名)の勝ちでございます。
まとめ
少年野球の大会では、保護者が放送する場面も多いでしょう。
放送の予定が入ったときは、練習しておくと安心です。
また、大会によっては臨機応変に対応する必要が出てくると思います。
夏場は、給水タイム(クーリングタイム)を知らせる放送などがあります。
古い試合会場は、机がない場合もあるのであらかじめ確認しておき、机がないときはバインダーをもっていきましょう。